まさに映画のセットのような空間再現『バンクシーって誰？展』
まさに映画のセットのような空間演出による展示風景
| 『ジ・アート・オブ・バンクシー展』の傑作群を、映画のセットのような空間演出で展示する日本オリジナルの展覧会『バンクシーって誰？展』が、寺田倉庫G1ビル（東京・品川区）にてスタート。会場のみどころをご紹介します。 | |
| 1. 現地で作品を見るようなリアルさでバンクシーのメッセージを体感 | |
| ※本記事内の金額・料金表示は税込です ※掲載内容は2021年8月24日現在です |
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1. 現地で作品を見るようなリアルさでバンクシーのメッセージを体感
いま世界で最も注目される現代アーティストのひとり・バンクシー。
世界各都市を巡回し人気を博した『ジ・アート・オブ・バンクシー展』の傑作群を、映画のセットのような空間演出で展示する日本オリジナルの展覧会『バンクシーって誰？展』が、2021年8月21日（土）より、寺田倉庫G1ビル（東京・品川区）にてスタート。会場のみどころをご紹介します。
世界各都市を巡回し人気を博した『ジ・アート・オブ・バンクシー展』の傑作群を、映画のセットのような空間演出で展示する日本オリジナルの展覧会『バンクシーって誰？展』が、2021年8月21日（土）より、寺田倉庫G1ビル（東京・品川区）にてスタート。会場のみどころをご紹介します。
作品の背景やメッセージを読み解く重要アイテム『音声ガイド』は必須）
＜ストリート＞で表現を続けるアート界の異端児『バンクシー』。2018年に通称《風船と少女》がオークションで1.5億円で落札された直後に細断されたニュースは、世界中で話題をさらい、日本でも『バンクシー作品』と思われるネズミの絵が発見されるなど、国内外で常に話題となっています。
その一方、覆面アーティストという性質上、創作活動の全貌や動機などの真相を知る者は依然少なく、謎に包まれた存在。国内にいながら、その秘密に迫り、バンクシーの巧みなメッセージを体感できる貴重な機会です。
ぜひ利用したいのが、本展アンバサダーを務める俳優・中村倫也さんによる『音声ガイド』。独特のボイスで、鑑賞者の私たちと一緒に、正体不明の覆面アーティストの謎に迫ります。
入場券とは別に『音声ガイド引換券』（600円／所要約30分）を事前購入しておき、自身のスマートフォンでQRコードからアクセス。イヤホンも忘れず持参しましょう。
ぜひ利用したいのが、本展アンバサダーを務める俳優・中村倫也さんによる『音声ガイド』。独特のボイスで、鑑賞者の私たちと一緒に、正体不明の覆面アーティストの謎に迫ります。
入場券とは別に『音声ガイド引換券』（600円／所要約30分）を事前購入しておき、自身のスマートフォンでQRコードからアクセス。イヤホンも忘れず持参しましょう。
《Aachoo!!》老婆のくしゃみで家が傾く？マスクをつけないことの警鐘？
本展最大の特徴は、まるで映画のセットのような空間演出による展示スタイル。会場内の至る所で、バンクシーによる世界各地のストリート作品が再現されています。
世界中に分散するバンクシーのストリート・アートの代表作を選りすぐり、テレビスタジオの舞台美術チームが、活動の3大地域：ヨーロッパ・アメリカ・中東の街並みを、リアルサイズに再現。
一般入場者もほぼ全面撮影OK（一部のみ不可）の、完全没入型展示スタイル。作品単体でなく、実際にバンクシーが作品を描いた環境を体感しながら作品を眺めることで、バンクシーからのメッセージをより強く感じることが出来ます。
一般入場者もほぼ全面撮影OK（一部のみ不可）の、完全没入型展示スタイル。作品単体でなく、実際にバンクシーが作品を描いた環境を体感しながら作品を眺めることで、バンクシーからのメッセージをより強く感じることが出来ます。
希少な油彩画《コンジェスチョン・チャージ》
本展、もう一つのみどころが、街なかや美術館でも通常は見ることのできない『プライベート・コレクター秘蔵のオリジナル作品』の数々。
バンクシーに代わって作品の真贋を認証する『ペスト・コントロール』により本物認定された作品は、まさに必見です。
バンクシーに代わって作品の真贋を認証する『ペスト・コントロール』により本物認定された作品は、まさに必見です。
会場でリアルサイズに再現するストリート作品と額装作品の比較展示は、本展でのみの貴重な体験。
今回の特別出展として、イギリスのファッション・デザイナーで、アートに造詣が深くバンクシー好きで知られる、ポール・スミス氏から借用した希少な油彩画《コンジェスチョン・チャージ》もお見逃しなく。
今回の特別出展として、イギリスのファッション・デザイナーで、アートに造詣が深くバンクシー好きで知られる、ポール・スミス氏から借用した希少な油彩画《コンジェスチョン・チャージ》もお見逃しなく。
《Girl with Balloon》初めて描かれたロンドンの階段を再現
前述のとおり、ストリート・アートの代表作がほぼ網羅されており、メッセージ性が強い作品が多いため、セットのような空間展示と相まり、ひとつひとつじっくりと鑑賞できる。
国家の監視活動を批判したと考えられる《Spy Booth》は州議会で、描かれた建物ごと保護が決まりながら、老朽化工事中に跡形もなく無くなるなど、現地では既に見られないものも多い。
バンクシーがブリストルの壁に描いた《Girl with a Pierced Eardrum（鼓膜の破れた少女）》に、2020年4月医療用マスクが描き加えられたニュースも記憶に新しい。
火炎瓶の代わりに花束を投げる抗議者風の人物を描いた有名な作品《Flower Thrower》。イスラエルとパレスチナの危険な紛争地帯で描いたことに、バンクシーの凄さがありますね。
バンクシーがブリストルの壁に描いた《Girl with a Pierced Eardrum（鼓膜の破れた少女）》に、2020年4月医療用マスクが描き加えられたニュースも記憶に新しい。
火炎瓶の代わりに花束を投げる抗議者風の人物を描いた有名な作品《Flower Thrower》。イスラエルとパレスチナの危険な紛争地帯で描いたことに、バンクシーの凄さがありますね。
Banksy《Spy Booth》
《London doesn't work / I Love London Robbo》
通称『バンクシー・トンネル』も再現
展覧会限定グッズも多数
いま世界で最も注目を集める時代の先駆者『バンクシー』のメッセージを、国内にいながら体感できる貴重な機会です。
（取材・文・撮影／落合 宏樹）
（取材・文・撮影／落合 宏樹）
【『バンクシーって誰？展』】
◇公式サイト：https://whoisbanksy.jp/
◇開催期間：2021年8月21日（土）－2021年12月5日（日）
◇時間：公式サイト、公式SNSにてご確認ください
◇入場料：前売券・一般／平日1,800円、土日祝（日時指定）2,000円 ほか
＊本展は、プレイガイドでの事前購入をお願いしております
◇音声ガイド：音声ガイド引換券（600円／所要約30分）
◇会場：寺田倉庫G1ビル
東京都品川区東品川2-6-4
＞＞Google Mapでみる
◇アクセス：
・りんかい線「天王洲アイル駅」 B出口より徒歩4分
・東京モノレール羽田空港線「天王洲アイル駅」南口より徒歩5分
◇公式サイト：https://whoisbanksy.jp/
◇開催期間：2021年8月21日（土）－2021年12月5日（日）
◇時間：公式サイト、公式SNSにてご確認ください
◇入場料：前売券・一般／平日1,800円、土日祝（日時指定）2,000円 ほか
＊本展は、プレイガイドでの事前購入をお願いしております
◇音声ガイド：音声ガイド引換券（600円／所要約30分）
◇会場：寺田倉庫G1ビル
東京都品川区東品川2-6-4
＞＞Google Mapでみる
◇アクセス：
・りんかい線「天王洲アイル駅」 B出口より徒歩4分
・東京モノレール羽田空港線「天王洲アイル駅」南口より徒歩5分
＊＊＊関連リンク＊＊＊
■@whoisbanksy_jp（公式Twitter）■whoisbanksy_jp（公式Instagram）
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