1. トレンドと歴史文化を融合させたデザインやバリエーション豊かな座席などが高評価
東武鉄道の新型特急車両『N100系 SPACIA X』(以下『スペーシアX』)が、鉄道友の会が選定する『2024年ブルーリボン賞』を受賞。
受賞式が2024年10月27日(日)栃木県日光市の『東武日光駅』にて開催されました。
受賞式には東武鉄道(株)・都築社長、鉄道友の会・佐伯会長らが登壇
2023年7月15日に運行を開始した『スペーシアX』は、延べ70万人以上に利用されるなど、浅草と東武日光・鬼怒川温泉間を結ぶ観光特急車両として人気です。
受賞理由について選考委員長は「トレンドと歴史文化を融合させたデザインや、多彩なバリエーションの客室、安定した走行・運用の実現など、様々な面で高評価を得た」と説明しました。
2・5号車の車外側面に『受賞記念ロゴ』を掲出
東武鉄道では受賞を記念し、全4編成の2・5号車の車外側面に『受賞記念ロゴ』を掲出。
『胡粉(ごふん)』(※)の白を彷彿とさせる車体カラーリングに合わせたシンプルなデザインで、今回のイベント式典にて初お披露目。他の3編成にも順次掲出されます。
※日光東照宮陽明門・唐門・御本社に塗られた高貴な白色
各車両のデッキ部分に『記念プレート』を掲出
さらに、ブルーリボンでスペーシアXのロゴを囲うデザインの『記念プレート』が全編成・各車両のデッキ部分に掲出されました。
会場では記念ビール・コーヒーの試飲や、グッズの先行販売を実施
また、スペーシアX車内のカフェカウンターでは、記念のビール、コーヒーの販売、駅売店などでは記念グッズや記念プレートレプリカなどが発売されます。
式典終了後は、記念ビール・コーヒーの試飲や、グッズの先行販売を実施。東武日光駅構内がブルーリボン賞受賞ムードに染まりました。
(取材・文・撮影:落合 宏樹)