1. AKB時代を築いたWセンターが久々の競演
『会いにいけるアイドル』をコンセプトに誕生したアイドルグループAKB48が、2015年12月8日(火)東京・秋葉原の『AKB48劇場』にて発足10周年を迎えました。まずは10周年当日に先立ち、今月6日(日)に"レジェンド"ファン向けの感謝イベント『AKB48劇場オープン10年祭』の模様をご紹介します。
『フォトアルバムに入っていた招待券』©AKS
2008年に発売された『AKB48 2周年スペシャルフォトアルバム』(限定2000冊/完売/定価50,400円)についていた特典「10周年記念イベント招待券」という、8年前の"未確定な"約束を守る形で開催された『AKB48劇場オープン10年祭』。
2008年と言えば、シングル曲『大声ダイヤモンド』が初めてチャート3位になり、ようやく知名度があがり始めた頃。8年後にグループが存続している可能性も危ういなか、チケットを捨てずに持っていた『レジェンドファン』500名(事前申請)と最新アルバム購入者(抽選)300名が招待されました。
『あーあの人、老けた~(笑)かな?』©AKS
冒頭、サプライズで『レジェンドファン』の会場入りを『会いにいけるアイドル』としてメンバーがお出迎え。当時の握手会や劇場公演で見慣れた面々との再会に、「久しぶり!」「結婚したよ!」などの声が飛び交い、司会の徳光さんは「君たちはすごい!よくぞ(チケットを)捨てずに覚えていた」と褒めていました。
前田敦子の代名詞『フライングゲット』©AKS
8年前の約束を果たすべく、卒業したオリジナルメンバーもステージに集結。1期生チームAは13名、2期生チームKは11名が代表的な楽曲を披露。前田敦子や大島優子も『フライングゲット』『ヘビーローテーション』という、それぞれの総選挙1位曲であり代表曲で久々にセンターを務め、AKBの一時代を再現しファンをうならせました。
ラストは『桜の花びらたち』を全員で ©AKS
ほかにも板野友美や篠田麻里子、秋元才加、大島麻衣、河西智美、浦野一美などもステージに揃い踏み。10年間取材・撮影している私も、当時を思い出して懐かしくなりました。それにしても、あっちゃん(前田)と優子(大島)の存在感は圧倒的。いまの若いメンバーにも最高の経験だったでしょう。