1. 欅坂46初の野外ワンマンライブ『欅共和国2017』
欅坂46が1stアルバム『真っ白なものは汚したくなる』発売記念ライブ『欅共和国2017』を、2017年7月22日(土)・23日(日)に富士急ハイランド・コニファーコレストにて開催。自身初の野外ワンマンライブは、2日間で25,000人を動員。2日目を取材・撮影しました。
お城風ステージでメンバーが躍動
『欅共和国2017』のタイトルにちなみ、ステージセットは巨大なお城をイメージ。冒頭、マーチング隊をイメージした衣装でメンバーが大きなフラッグを手に登場。その後overtureが流れ、ライブがスタートした。
1曲目からメンバーもファンもずぶ濡れに
1曲目『サイレントマジョリティー』から派手な噴水の演出でメンバーも前方ファンもびしょ濡れに。『世界には愛しかない』『二人セゾン』とタイトル曲をつづけ、序盤からボルテージが一気にあがりまくった。
それにしてもデビュー曲の『サイレントマジョリティー』は、神曲の1つだ。MVも秀逸だが、生で観ると改めてそう感じる。この曲が流れ、メンバーがパフォーマンスをはじめると、ビビビッと会場の空気が変わるのがわかった。
水まみれにされて喜ぶファンたち
噴水に加え、2曲目ではメンバーが客席に放水ホースや水ボール、水鉄砲、バケツでファンに「水」をプレゼント。望遠レンズで見ていたが、爆発事件から心配していた平手友梨奈も笑顔を見せてくれた。『笑わない』曲が多い欅坂だが、笑顔も魅力的だ。
6曲目は、その平手のソロ曲『渋谷からPARCOが消えた日』。真っ赤なパンツスーツでステージのど真ん中に登場し、圧倒的なオーラをまとい歌いあげた姿に、大きな拍手がおこった。
『ひらがなけやき』も力をつけた
7曲目『ひらがなけやき』で『けやき坂46(ひらがなけやき)』のメンバーが登場。先駆けて全国ツアーを開催中ということで、MCを含めパフォーマンス力がかなり向上し、表情にも余裕を感じられた。
写真提供:欅坂46(オフィシャル)
アンコール後2曲目では、満を持して『不協和音』を披露。曲後半では平手が全力で『僕は嫌だ!』とシャウト。明らかにセリフ調ではなく、様々な意味を含んだ平手の叫びに聞こえ、会場が震えたように感じたのは私だけではないだろう。
曲の最後では平手の合図で花火が夜空に。ラストは全員で『W-KEYAKIZAKAの詩』を披露し、さらにWアンコールでアルバム(Type-A・B)収録のサマーチューン『危なっかしい計画』を初パフォーマンス。初野外とは思えない安定したパフォーマンスでライブは終了。8月2日から29日までの全国アリーナ・ツアー『真っ白なものは汚したくなる』にも注目だ。
【欅坂46初野外ワンマンライブ『欅共和国2017』】
◇開催日:2017年7月22日(土)・23日(日)
◇会場:富士急ハイランド・コニファーフォレスト