1. ドラクエの世界を歩きモンスターを倒せる時代がキター!
装備は多少重いが苦にはならない
1986年の発売以来、ソフト累計出荷・ダウンロード販売本数が7,500万本を超えるRPGゲーム『ドラゴンクエスト』(以下、ドラクエ)シリーズ。そのドラクエをテーマにしたVRアクティビティが『ドラゴンクエストVR』です。
そこは紛れもなくドラクエ・ワールド!
ドラクエファンの私も早速、体験させてもらいました。体験者は『戦士』(2人)『魔法使い』『僧侶』の4人1組でパーティを組み、ドラクエの世界を冒険します。五文字以内のニックネームと(ゲームキャラとしての)男女を選びます。
私は今回、キーマンとなるであろう『僧侶』となり、いざ冒険へ。まずは『王国の間』で国王から使命を受け、『草原』『山ろく』『ゾーマ城』からなる3つのゾーンをクリアしながら進みます。VRの世界に切り替わった瞬間から、360度が『ドラクエ・ワールド』。自分がゲームの世界に入り込めたことだけで、大いに感動しました。
それぞれの役割と一緒に体験した方から聞いた感想をざっくりまとめるとこんな感じです。
■戦士/2人/装備:剣、盾/呪文なし
「みんなの盾となり剣を大きく振って斬りまくる。動き回り汗だくになるが、ゲーム後の充実感がピカイチ」
■魔法使い/1人/装備:杖、バンド/呪文『メラ(炎)』『ヒャド(氷)』『バイキルト(武器強化)』
「戦士の後ろで、2人の戦士にバイキルトをかけつつ、2つの魔法を使い分け放ちまくる。魔法で倒すのが爽快」
■僧侶/1人/装備:杖、バンド/呪文『ザオリク(戦闘不能からの復活)』『ホイミ(回復)※』『バギ(竜巻)』※ホイミは自分にも可
「戦士の後ろでバギを放ちつつ、3人を見ながらこまめに回復させる。仲間に頼られてる感が嬉しい」
ということで体力ある人は戦士、リーダー的な人は僧侶を選びましょう。
戦士だけの楽しみとして、剣にモンスターを斬った時の感触が伝わります。スライムとゴーレムでは斬った時の反動が明らかに違い、モンスターの斬られ方も、剣の向きや大きさによって違う凝りよう。ただし後半は息切れして「感触がどうの」と言ってられないほど疲れるようです。
そしてドラクエファンなら気になる「勇者は?」という疑問ですが、そこはゲームを体験してのお楽しみです。
このとき『ゾーマ』と戦闘中!
最初の『草原』では早速モンスターたちが襲来。ここはいわゆる練習ステージだが、すでに楽しすぎる!魔法使いと僧侶は、魔法にコツがいるので使い方をここでマスターしましょう。
魔法の使い方ですが、バンドのある腕をかざすと視界下部に3つの紋章が表われるので、杖でいずれかを選択。杖を向けていると杖に光がたまれば、魔法を放つ準備が完了。ターゲットをしっかり見ながら杖を大きく振れば、敵にちゃんとあたります。ホイミを自分にかける際は杖を自分に向ければOKです。「呪文」を唱えるほうが気分的に盛り上がりますが、無言でも魔法は発動します。
イメージビジュアル
魔法は「タメ」ができるので、バギならバギ→バギマ→バギクロスといった感じで、光をためる続けるとより強力な呪文になります。いわゆるMPはないので、魔法は遠慮なく使いまくりましょう。
ゲーム中はボイスチャットで会話できるので、ダメージを受けたら「ホイミして~!」「死んだ、死んだ(←本人かなり真剣)」など僧侶にアピールしよう。4人に満たず他人同士でパーティを組むことになっても「ゲーム内キャラ」になりきっているため、自然と仲良くなれます。 回復役の僧侶が戦闘不能になったらパーティはお手上げ状態なので、僧侶は自分がダメージを受けたら最優先で回復しましょう。
世界中にファンが多いドラクエだけに『ドラクエVR』は早くも話題沸騰、予約困難な状況。現在6月末までのチケットを予約受付中ですが、平日や週末は開始早々に完売状態。7月分の受付開始は6月1日12時の見込みなので、公式ホームページをこまめにチェックしましょう。
『王国の間』で使命を受ける
男性キャラは格好良く、女性キャラは可愛い
ラスボスのゾーマ。でかっ!
コラボフードやグッズも大充実
©ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
©BANDAI NAMCO Amusement Inc.