2. 珠理奈1位、須田2位で、咲良がまさかの3位に。
登壇時に笑顔を見せる矢吹奈子(HKT48)
16時15分、開票イベントがスタート。司会はおなじみ徳光さん&木佐さん。立候補メンバー全員が1人ずつステージに登場して椅子に座り、発表される瞬間を待つ様子が客席から見えるのも恒例です。
イベントは会場のほか、フジテレビで19時から生中継、BS スカパー!、SHOWROOM、さらに中国No1の動画配信サイトやYouTubeなど世界249の国・地域で同時配信。海外メンバーのランクイン時には通訳が入るなど『世界選抜総選挙』を感じさせました。
ランクインを全員で喜ぶHKT48
総選挙の順位発表では、発表の瞬間が一番のみどころ。SKE48、HKT48、(AKB48)チーム8は、グループのメンバーが呼ばれる度に全員が歓喜したり慰めたりと『グループ』一体なのが明らか。対照的にAKB48本店やNMB48はシーンとしています。
注目が集まるスピーチでは、再加入した城恵理子(NMB48/79位)の「ただいま!」宣言、「AKB48ヲタクの皆さん、自信をもってください、スゴイです!」と言い切った岡田奈々(AKB48/5位)、放心状態でも語りきった宮脇咲良(HKT48/3位)が満点級でした。
ショックを隠せない咲良を慰める岡田奈々
票数に直結しにくい王道系の宮脇咲良は、本人も語ったとおり前年に約6万票の上積みはファンが大善戦。イベント後のフォトセッションに出れず(異例)、翌日の握手会も午後欠席したことからも、ダメージは想像以上で心配です。
(宮脇咲良の獲得票数:2017は82,803票、2018は141,106票)
新女王はSKE48の松井珠理奈
1位・2位は、総選挙に強いファン層に地の利が加わったSKE48の松井珠理奈、須田亜香里となりました。『総選挙』結果を踏まえ、各グループの課題も明らかに。
このところ海外チームの動きが目立ちますが、まずは本店(AKB48)再生とメンバー指導(再契約含め)が最優先に思えます。
今回もいろいろありましたが、勇気を出して立候補したメンバーの皆さま、おつかれさまでした!
(取材・撮影・文:落合宏樹)