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数千万円の錦鯉も展示。アートアクアリウム 2018が開幕
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金魚鑑賞には浴衣がよく似合う
人気イベント『ECO EDO 日本橋 アートアクアリウム 2018』が7月6日(金)からスタート。4つの新作品を中心に、みどころをオリジナル写真と併せてご紹介します。
1. 約8,000匹の観賞魚が舞い泳ぐ水族アート展覧会
※掲載内容は2018年7月7日現在のものです
1. 約8,000匹の観賞魚が舞い泳ぐ水族アート展覧会
日本橋地域の夏イベント『ECO EDO 日本橋 2018 ~五感で楽しむ、江戸の涼~』が2018年7月6日(金)よりスタート。同イベントの連携施策として開催される『ECO EDO 日本橋 アートアクアリウム 2018 ~江戸・金魚の涼~ & ナイトアクアリウム』を、前日におこなわれたプレス内覧会にて取材しました。
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『天井金魚/Kingyo in the Sky』
木村英智氏が手がける『アートアクアリウム』は、和をモチーフにデザインされた美しい水槽の中を、金魚を中心とした観賞魚が優雅に舞い泳ぎ、光・映像・音楽・香りなどの演出技術と融合した水族アートの展覧会。これまで累計835万人を動員しています。
リピーターも多い人気イベントですが、今年も意欲的な4つの新作品をお披露目。まずは入口からすぐ、通路頭上に注目!天井に設置された水槽を泳ぐ金魚を、鏡面効果により様々な角度から眺められる『天井金魚/Kingyo in the Sky』。見上げ続けたら首が痛い(笑)。
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『超・花魁/Super Oiran』
つづいて巨大なアート水槽が並ぶメインエリアへ。約3,000匹の金魚が泳ぐ直径5.6mの『超・花魁/Super Oiran』、地球をイメージした『アースアクアリウム・ジャポニズム/Earthaquarium Japonism』を中心に、どこをどう撮ってもインスタ映え確実。
全体を水で覆った円筒形の水槽『フローティングリウム/Floatingrium』(新作)には、新潟県長岡市山古志から取り寄せた最高級品種の錦鯉が優雅に泳いでいます。ナント、お値段は一匹で数千万円になるとか。庶民にはぜったい飼えない高値の華だ。
アートアクアリウム2018、日本きものの女王、楠田愛里、柴原梨乃
『金魚コレクション/Kingyo Collection』
プロジェクションマッピングによる動く屏風絵の中を金魚が泳ぐのは新作『大政奉還金魚大屏風』。幅約5.4mにおよぶ18連屏風の大型作品。その先は毎年人気の『金魚コレクション/Kingyo Collection』へと続きます。
ラストを飾るのは、月山貞利作の日本刀『翔英美天命』(新作)に合わせた新作映像と金魚の動きを融合させた『床掛け金魚飾』。全体的には例年より水槽の種類は少ないものの、その分1つずつをじっくり鑑賞できた印象。今シーズンも夏の仕事帰りに訪れたいカップル向きのイベントでした。

なお、毎晩19時以降は、毎年恒例の『ナイトアクアリウム』として、会場内でドリンクを楽しみながら鑑賞できるので、デートムードがさらに盛り上がるのは確実です。
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『金魚大提灯&ミナモハナビ』
アートアクアリウム鑑賞後は、コレド室町1・2の間にある『仲通り』へ。18時から21時まで開催される『金魚大提灯&ミナモハナビ』は見逃せません。
日本橋地域の商業施設・老舗など約100店舗で展開される、金魚をモチーフにしたフォトジェニックなスイーツやバルを楽しむ『金魚スイーツ&バルさんぽ』にも注目です。
アートアクアリウム2018、日本きものの女王、楠田愛里、柴原梨乃
楠田愛里さん(左)と柴原梨乃さん(右)
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『大政奉還金魚大屏風』
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『床掛け金魚飾』+『翔英美天命』
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金魚鉢ゼリー(更紗/700円)
モデルのおふたりは『2018年度 東京きものの女王』に輝いた楠田愛里さんと柴原梨乃さん。さすが浴衣の似合い方が半端じゃない。こんな浴衣美人が会場にいたら、アート水槽より目がいってしまいそう(笑)。

アートアクアリウム2018は、9月24日(月・祝)までの毎日開催です。

(取材・文・撮影/落合 宏樹)
【ECO EDO 日本橋 アートアクアリウム 2018 ~江戸・金魚の涼~ & ナイトアクアリウム】
◇公式ホームページ:http://artaquarium.jp
◇開催期間:2018年7月6日(金)~9月24日(月・祝)/会期中無休
◇開催時間:
・日-金曜日11:00-22:30(最終入場22:00)
・土・祝前日11:00-23:30(最終入場23:00)
※19:00以降はナイトアクアリウム
※スペシャルイベント開催日は開催時間が異なります。くわしくは公式ホームページをご覧ください。
◇入場料(税込):
・当日 一般(中学生以上)1,000円/子ども(4歳以上小学生以下)600円/3歳以下 無料
◇会場:日本橋三井ホール(コレド室町1 5F・エントランス4F)
◇アクセス:
・東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅直結A6出口
・JR総武線快速・横須賀線「新日本橋」駅地下道直結
・JR山手線・中央線・京浜東北線「神田」駅東口より徒歩約8分
・JR山手線・中央線・京浜東北線「東京」駅日本橋口より徒歩約8分
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