1. AIが支配する『絶望要塞3』は絶望的難易度の極みへ
日本を代表する絶叫遊園地『富士急ハイランド』が、2018年7月14日(土)より入園無料に。世界遺産・富士山を楽しむ拠点(ハブ)化を意識した大改革です。
富士急ハイランド全景
大人1,500円だった『入園料』が無料となり『フリーパス』は料金据え置き。午後から閉園まで使える『アフタヌーンパス』を新設定。アトラクション単体は値上げされ、乗り放題を利用しない短時間滞在(目的のアトラクション1つだけなど)客も利用しやすくなりました。
(例)『FUJIYAMA』『ド・ドドンパ』『高飛車』『ええじゃないか』は1,500円(これまでは入園料+1,000円)。
フリーパスはアトラクションを"顔パス"で
入園無料化に伴い、遊園地では世界初となる入退場を管理する『顔認証システム』を導入し、安心・安全に配慮。
顔認証はアトラクション利用時にも活用され、フリーパス購入者は入場時に登録することで、文字どおり"顔パス"に。テストしてみましたが、認証の速度・精度は非常に優れていました。
要塞内(1stステージ)
ここからはこの夏リニュの2大アトラクション体験レポ。まずは難攻不落(すぎる)攻略アトラクション『絶望要塞3』。2018年7月27日(金)稼働開始です。
舞台は暴走した『AI(人口知能)"アルコン"』が支配し要塞と化した研究所。携帯端末"エルピス"を手に、AIが仕掛けてくるトラップをかいくぐり要塞内を進みます。
携帯端末"エルピス"を駆使して攻略
私は2回挑戦しましたが、要領をつかんだ2回目も、1stステージすらクリアできず完全玉砕。この無力感・・・ただ笑うしかない。
そもそも『絶望要塞シリーズ』は遊園地本来の「楽しませる」目的から逸脱し、『絶望感』『虚脱感』を追求した"究極のムリゲー"。これまでの絶望要塞シリーズを完全クリアできたのは約180万人中たったの6組16名(理論上ムリでないのが秀逸!)。本作もハマるリピーター続出でしょう。