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AKB48新春コン全15公演レポート一気だし(2)
2. 村山彩希、矢作萌夏、岡部麟がソロコンサートを初開催
AKB48の連日コンサートは中盤のソロコンサートパートへ。
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ソロコンに終始笑顔のゆいりー
ソロコン1発目は1月15日(火)の『AKB48 村山彩希ソロコンサート~私は私の道を行く~』。
村山彩希(むらやま ゆいり)21歳。『ゆいりー』のニックネームで親しまれている人気メンバーの一人。グループ外での活動が少ないが、万人受けするビジュアルに、ダンス・歌唱力・トーク力は一級品。努力家で運営スタッフやメンバーからの信頼も高く、箱推し(=個人でなくチームやグループ全体を支持するファンのこと)からも人気がある。

表題曲の選抜入りが何故か少ない(2018年の51stシングル『ジャーバージャ』のみ)が、4年連続で劇場出演回数1位を記録した『劇場(シアター)の女神』。満を持してのソロコンは『劇場公演』にフューチャーした内容で、アイドル曲からハードなダンス系、バラード系まで、オールマイティーなゆいりーの特徴もよくでていた。

ほんとにかわいいし、美人だし、リズム感・ボーカル・ダンスなど、ソロコンだとポテンシャルが明確。ほぼ一人でのステージが、あっという間に感じた。MCでゆいりーは「私はAKB劇場に人生を捧げます」と宣言。個人的にはメディア出演など、もっともっとメジャーに進出して欲しいなぁ。
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矢作萌夏のポテンシャルと伸びしろがスゴイ
ソロコン2人目は、1月16日(水)の『AKB48 矢作萌夏ソロコンサート~みんなまとめてすちにさせちゃうぞ~』。
矢作萌夏(やはぎ・もえか)16歳。昨年1月に『第3回ドラウト会議』で加入した超新星。デビューから1年足らずでのソロコンサートはAKB48史上初。

広瀬すず似のキュートなルックスに、AKB48グループ歌唱力決定戦で2位になるなど歌唱力も備え、ダンスやトーク力も抜群。握手会はすでにグループでもトップクラスの人気を誇り、実力と人気を兼ね備えたAKB48期待の逸材。元SKE48の矢作有紀奈(24)の妹でもある。

現役JKらしく『TikTok』16連発のオープニング映像からスタート。"すち(好き)"をテーマに、ステージ狭しと、アリーナやスタンドに向け、ファンを釣りまくり。

中盤ではM5『ウィンブルドンに連れて行って』でテニスウエア、M6『ハート型ウイルス』で看護師、M7『ロマンス拳銃』で警官、M8『トイプードルと君の物語』では犬、と立て続けの早替えで変幻自在の魅力を発揮。舞台裏にカメラを仕込むなど、MCも含めた凝った演出でファンを楽しませました。

観客席で見守っていたチームKキャプテン込山榛香が、会場からのリクエストに応え「萌夏コールいきますよ~」とアンコールを発動。アンコールでは、1st写真集の発売もサプライズ発表され、2019は矢作萌夏の名前が一般に浸透する年になりそうだ。
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ソロコンでようやく麟ちゃんらしい笑顔がみれた
ソロコンのラストは17日(木)の『AKB48 岡部麟ソロコンサート~もしも~し!りんりん推しでしょ!?~』。
岡部 麟(おかべ・りん、22歳)。チーム8茨城県代表で、チームAキャプテンを兼任する実力派。曲間の映像ではファンを彼氏役としてセリフを叫ばせたり、MCも客席と対話しながら進めるなどアットホームなムードで進行。MC力の高い麟ちゃんらしい演出だ。

初選抜された思い出の曲『11月のアンクレット』を生演奏で披露したり、『抱きしめられたら』をセクシーに披露したりと多彩な表情を見せた。

アンコールの『べりん(ハート)型ウイルス』では、間奏のセリフ部分で卒業した小嶋陽菜がサプライズで登場。どよめく会場よりも驚き固まる表情が面白かった。「ソロコンサートおめでとう!私もりんちゃんの事が好きみたい!」というセリフで大号泣し、小嶋から「(麟ちゃんは4公演出演で)いっぱいコンサートあって大変だったんだよね、おつかれさま」とねぎらわれると、さらに泣いていた。

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