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[ライブレポ]乃木坂46@横浜アリーナでアンダー/4期生/選抜が持ち味を発揮
2. 『4番目の光』が放つ強烈な輝き
横浜アリーナ『乃木坂46 23rdシングル「Sing OUt!」発売記念ライブ』2日目/5月25日(土)は、2018年12月の『4期生お見立て会』(日本武道館)でデビューした4期生の単独ライブ。
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4期生曲『4番目の光』も間違いなく神曲だ
今年4月におこなわれた乃木坂46の伝統行事『プリンシバル』公演(4期生は『3人のプリンシバル』)12日間/全16公演を経て、精神的にもスキル的にも急激な成長を遂げた4期生。
2月の京セラドーム(5万人)に立った経験もあるものの、先輩たちがいない4期生・11名だけでの大舞台はもちろん初めて。

おなじみの『overture』とともにオープニング映像が流れ、15,000人を前に23rdシングル収録の4期生曲『4番目の光』を初披露。恐らく内心ではガチガチに緊張していたメンバーも多かったはずだが、歌詞に込められた『憧れの先輩たちへの思い、自分たちだけの輝き』を胸に、いまできる最高の笑顔とパフォーマンスで強烈な光を放ってきた。

想像を超えるパフォーマンスを受け会場の声援も明らかに昨日のアンダー公演を上回っている。そのまま『M3:ハウス!』や『M4:そんなバカな…』で外周を駆け抜け、至近距離からファンに手を振り声援にこたえる。『M6:世界で一番孤独なLover』までは、遠藤さくらが主にセンターを務めていた。
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『自分がセンターをやってみたい楽曲』をセレクト
ここで最初のMCタイム。全員がひとりずつ自己紹介と意気込みを語ったが、歌唱中とはうってかわり感動や緊張で言葉に詰まるメンバーもいたが、その都度、本当に暖かいエールと拍手が贈られ、メンバーは「受け入れられてる感」で満たされたことだろう。
ここからが今日の真骨頂『全員センター企画』。乃木坂ではアンダーライブなどでもおなじみだが、今回はシングル表題曲の中から『自分がセンターをやってみたい楽曲』を選びパフォーマンス。VTRや生トークで、一人ひとりが選曲した理由や思いを告げたのち、センターでそれぞれ個性的な輝きを放つ。
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矢久保美緒センターは『バレッタ』
トップバッターは賀喜遥香が「憧れが全部詰まっている」と語る『M7:ガールズルール』をセンターポジションで披露。掛橋沙耶香は「ライブ映像を観て鳥肌が立った」という『裸足でSummer』だった。
北川悠理は『ハルジオンが咲く頃』で「私は乃木坂が大好きです」と宣言。清宮レイは「この大会場でセンターで歌うなら、めちゃくちゃ盛り上がりたい」と『ジコチューで行こう!』を選び、
矢久保美緒は「堀未央奈への憧れ」を胸に『バレッタ』を披露、堀が同曲を初披露した時の姿とダブったほど見事だった。

遠藤さくらは『シンクロニシティ』に挑戦し、感情を表現する繊細なパフォーマンス力をみせつけた。表現力に秀でた西野七瀬が卒業してすぐ、こんな逸材が出てくるあたりが乃木坂の強みだ。

金川沙耶は「涙がこぼれてしまう」という『サヨナラの意味』を。金川も『美少女』オーラを纏い始めていた。最後は早川聖来が『太陽ノック』を歌い観客を煽り、全員センターは終了した。
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最後の挨拶で4期への期待が確信に変わった
MCとVTRを挟み『心の薬』『失いたくないから』『きっかけ』で一旦、会場を落ち着かせ後半へ。
ラストスパートは『ロマンティックいか焼き』『トキトキメキメキ』『ダンケシェーン』など再びアゲアゲに。

ライブ全体を通して、驚くほど頻繁に外周を何度も走り抜け、衣装チェンジも多く、それでも疲れを微塵も感じさせない彼女たちは時間とともに輝きを増してくる。

本編ラストは最新アルバム『今が思い出になるまで』収録の4期生曲『キスの手裏剣』を披露。ハートの手裏剣をシュシュシュと投げるダンスが印象的新たな神曲だ。
アンコールを受け『夏のFree & Easy』『おいでシャンプー』を披露し、感謝を告げるMCを挟み、最後は『乃木坂の詩』。全28曲を文字通り全力で披露し、会場狭しと駆け抜けた4期生ライブは幕を閉じた。

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