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[ライブレポ]乃木坂46@横浜アリーナでアンダー/4期生/選抜が持ち味を発揮
3. 選抜ライブで齋藤飛鳥「変化に不安はない」
横浜アリーナ『乃木坂46 23rdシングル「Sing OUt!」発売記念ライブ』を締めくくる3日目/5月26日(日)は、満を持しての選抜メンバーによるライブ。「Sing OUt!」の選抜メンバー20名に卒業を控える斉藤優里を加えた21名(一部除く)が出演した。
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齋藤飛鳥を中心に動き出した乃木坂46
開演前の影アナは、本シングルで初選抜入りを果たした3期生の伊藤理々杏、岩本蓮加、阪口珠美。おなじみの『overture』のあと、クラップしながらメインステージに選抜メンバーが登場し表題曲の『Sing Out!』から始まる意外な構成でスタートした。
間奏ではセンターの齋藤飛鳥がしなやかなソロダンスを披露し、客席から大きな歓声が。全身にオーラを纏ったパフォーマンスは圧倒的で、私も飛鳥の成長ぶりに正直驚かされた。

2曲目の『何度目の青空か?』では、ミュージカル『レ・ミゼラブル』に出演してから駆け付けた生田絵梨花が自慢の歌声を披露。その後も齋藤飛鳥、白石麻衣らを中心に5曲連続で披露した。
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『おいでシャンプー』
最初のMCでは2014年の『乃木坂46 2ND YEAR BIRTHDAY LIVE in横浜アリーナ』を回顧。秋元真夏は「モニターになぁちゃん(西野七瀬)からのメッセージが映し出され、大号泣して登場した思い出があります」と懐かしく振り返った。
3期生エースのひとり与田祐希は「(お客さんと)距離が本当に近すぎて、すごい恥ずかしくて。なので今日は、私からお客さんを見つめて、先に照れた方が負け~みたいな。頑張ります!」と話し客席を喜ばせる。

本シングルでセンターを務める齋藤飛鳥は「私は今日バッチリです。任せてください」と珍しい強気な発言。秋元から「いつもと(キャラ)違くない?」と突っ込まれると齋藤は「昨日ですね、白石麻衣さん…いや里見萌さんの魂の授業を聞いてしまったので。今日はバッチリなんですよ。」と白石麻衣出演のドラマ『俺のスカート、どこ行った?』の影響であると告白し笑わせる。なおも強気な発言を続ける飛鳥に秋元が突っ込むも「いいの。(今回)センターだから何言ってもいいと思ってる」と返し、会場を沸かせた。
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北野日奈子、堀未央奈らによる『Am, I Loving』
前半ではユニット『ぼっち党』(生田・久保・桜井)『ゴルゴンゾーラ』(北野・堀・渡辺みり愛)、『頬杖をついては眠れない』(秋元、斉藤優里、白石、新内、高山)3曲を披露。今日が乃木坂でのラストステージとなる斉藤は「5人で最初で最後の初披露ができて本当に嬉しい」と喜んだ。
中盤では乃木坂自慢の夏の表題曲を連続披露。浮き輪やサングラスなど夏アイテムを身に着け、外周をまわり観客の目の前でパフォーマンスし喜ばせる。与田も宣言どおり、臆せずに目線を送り続け観客をノックアウトしていた。

MCでは、昨年、明治神宮野球場と秩父宮ラグビー場の2会場同時開催”シンクロニシティ”ライブ『乃木坂46 6th YEAR BIRTHDAY LIVE』の模様を収録したDVDおよびBlue-rayが、2019年7月3日(水)発売が発表された。

ライブは折り返し、23rdシングルのC/W『のような存在』『Am, I Loving』などを初披露。本編終盤では『ありがちな恋愛』『シンクロニシティ』『スカイダイビング』などを披露した。
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斉藤優里はラストステージでも笑顔、笑顔
アンコールではレギュラー番組『乃木坂工事中』のオリジナルMusic Video企画として『Sing Out!』を再び披露。
秋元の振り付けレクチャー後にいざ本番。殆どの観客が参加し、クラップから両手をあげたり、大合唱でMVの1シーンを演出。MVは6月2日放送の『乃木坂工事中』でオンエア予定。

アンコール2曲目は、卒業する斉藤優里(愛称・ゆったん)のセンター曲であり代表曲『13日の金曜日』。続いての『ダンケシェーン』では生田が歌いだしのフレーズを「ゆったんのあたたかい~、その背中が好きだった~」と替え、ラストのフレーズを斉藤が「やっぱ乃木坂だな」とキメ、全員で斉藤のラストステージを盛り上げた。曲終わりでは斉藤からの手紙を朗読。『乃木坂の詩』で締めくくられた。
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アンコール『Sing Out!』で一緒に踊る齋藤飛鳥
ライブは一旦終了したが『ゆったん』コールが鳴りやまず、ダブルアンコールが発動。最後は『ハウス!』で一体となり、横浜アリーナ3daysは大盛況で幕を閉じました。
終盤のMCで齋藤飛鳥が「(乃木坂にとって)変化が大きい時期だって、恐らく皆さんも感じていると思いますが、私は変化=終わりのないものだと思っていて。私はこの楽しいグループの人たちは、変化にも耐えうる人たちなのかなと感じております。なので不安はないです」と明るく言い切ったのが印象的だった。
グループとしての総合力とメンバー間の絆をみせつけたアンダー、秘めていたポテンシャルを発揮し頭角を現しはじめた4期生、圧倒的存在感とオーラ、パフォーマンス力を存分にみせつけた選抜と、それぞれのやり方で観客を魅了した3日間。

夏の全国ツアーでは、グループ全体でどんなパフォーマンスをみせるのか、期待とワクワクがとまらない。

(取材・文・撮影/落合 宏樹)
【『乃木坂46 23rdシングル「Sing OUt!」発売記念ライブ』】
◇公式ホームページ:http://www.nogizaka46.com/
◇開催日:2019年5月24日(金)・25日(土)・26日(日)
◇会場:横浜アリーナ

***関連リンク***
■乃木坂46(公式ホームページ)

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