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チームラボプラネッツに蘭の花や苔を使用した2つの超大型庭園作品が登場
画像説明
13,000株の本物の着生ランで埋め尽くされた超大型庭園作品
豊洲『チームラボプラネッツ』に、2つの屋外大型庭園作品が加わりました。空中に咲く13,000株の蘭の花や、本物の苔を使用した2つの超大型庭園作品をご紹介します。
1. 屋外エリアの追加で『水に入るミュージアム』と『花と一体化する庭園』に進化
※掲載内容は2021年7月5日現在です
1. 屋外エリアの追加で『水に入るミュージアム』と『花と一体化する庭園』に進化
東京・豊洲の人気ミュージアム『チームラボプラネッツ』に、新エリア『Garden Area』が2021年7月2日(金)よりグランドオープン。空中に咲く13,000株のランの花や、本物の苔を使用した2つの超大型庭園作品を中心にご紹介します。

新エリア『Garden Area』オープンで、『水に入るミュージアム』と『花と一体化する庭園』に進化したチームラボプラネッツ。2つの超大型庭園作品をご紹介します。

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《人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング》
開業3周年を迎える、東京・豊洲の『チームラボプラネッツ TOKYO DMM』。幻想的な『水に入るミュージアム』として、多くの方が訪れる人気スポットに、新エリア『Garden Area』が加わりました。

ロッカーに荷物を預け、靴を脱いで裸足になり裾をまくり、ロッカー奥の入口へ向かうと、『←②Garden Area』『Water Area①→』の掲示が追加されていました。

《人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング》や《The Infinite Crystal Universe》《Floating in the Falling Universe of Flowers》などが展示される屋内エリアの『Water Area』と、今回追加された屋外展示エリア『Garden Area』は入口でわかれていて、それぞれの順路は一方通行ですが入口を境に行き来できます。

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《Floating Flower Garden: 花と我と同根、庭と我と一体》
新しく登場した2作品は、いずれも屋外エリアとなる『Garden Area』。まずは、今回の目玉となる《Floating Flower Garden: 花と我と同根、庭と我と一体 / Floating Flower Garden: Flowers and I are of the Same Root, the Garden and I are One》へ。

一面が13,000株の本物の着生ランで埋め尽くされた超大型庭園作品で、実際のランでしか味わえない体験ができ、自然光を取り入れているため、日中と日没後で違う雰囲気となります。

そして花は鑑賞者が近づくと徐々に浮遊しはじめ、鑑賞者を受け入れます。鑑賞者は花に導かれるように庭園の奥に進んでいくと、やがて自身がランの花に包まれる形に。自分自身が花の世界と一体化したような圧倒的な没入感を体験できる唯一無二の空間です。

ランの花は、種類ごとにパートナーの昆虫の行動する時間に合わせて香りが強くなる時間が異なるため、作品空間の香りも朝・昼・夜で刻々と変わっていきます。

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『呼応する小宇宙の苔庭』(日中)
つづいて、本物の苔を使用した作品《呼応する小宇宙の苔庭 - 固形化された光の色, Sunrise and Sunset / Moss Garden of Resonating Microcosms - Solidified Light Color, Sunrise and Sunset》へ。

日中と日没後で全く違う顔を見せる作品となっており、日中の時間帯は、広い苔庭に無数の異質な銀の卵が広がるインスタレーション作品。

ovoid(卵形体)は、周りの世界を映しながら、人に押されたり、風に吹かれたりして倒れると、音色を響かせ、自ら立ち上がります。

更に、その周辺のovoidも次々に呼応し、同じ音色を響かせながら、連続していく幻想的な作品です。

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日没後はovoid(卵形体)自らが光を放ち伝播していく
日没になるとovoid(卵形体)自らが光を放ち、触ると色が変化し伝播していくインタラクション作品へと大きく変わります。

日没後のovoid(卵形体)は、周りの世界を映しながら、人に押されたり、風に吹かれたりして倒れると、音色を響かせ、自ら立ち上がるとともに、同じ光を輝かせ、連続していきます。

今回、誕生した屋外エリアの2作品は日中と日没後で雰囲気が異なるので、できれば日没前の入場時間帯で予約・入場し、(日中の)屋外エリア→屋内エリア→(日没後の)屋外エリアという順で作品を鑑賞するのがベストです。

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《The Infinite Crystal Universe》
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《人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング》
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《空から噴き落ちる、地上に憑依する炎》
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《Floating in the Falling Universe of Flowers》

今回のリニューアルにより、超巨大な4つの作品空間と2つの庭園、計9作品による『水に入るミュージアムと花と一体化する庭園』に進化した『チームラボプラネッツ TOKYO DMM』。

すべての作品が幻想的な、極上のデートスポット。夏休みに向け、早めに予約しましょう。

(取材・文・撮影/落合 宏樹)

【『チームラボプラネッツ TOKYO DMM』】
◇公式ウェブサイト:
https://planets.teamlab.art/tokyo/jp/
◇新エリアオープン日:2021年7月2日(金)
◇開館時間:公式ウェブサイトをご確認ください
◇主なチケット料金:
・大人(18歳以上):3,200円
・大学生・専門学生:2,500円
・中学生・高校生:2,000円
・小人(4歳 -12歳):300円
◇住所:東京都江東区豊洲6-1-16
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◇アクセス:
・ゆりかもめ「新豊洲駅」より徒歩1分
・東京メトロ有楽町線「豊洲駅」より徒歩10分
・ゆりかもめ「市場前駅」より徒歩5分
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