1. 個人戦はSTU池田裕楽(2度目)、ユニット戦はNGT三村・清司・新井が初代王者に
国内のAKB48グループ(AKB48、SKE48、NMB48、HKT48、NGT48、STU48)の中で、最も魅力的な歌い手を決める『第5回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦』の決勝大会が東京・日本青年会にて行われ、2023年3月2日(木)にユニット戦、3月3日(金)に個人戦が行われました。
市村愛里・坂本愛玲菜・秋吉優花のユニット(HKT48)
人気もビジュアルも活動歴も関係なく<歌唱力>だけで争う完全実力勝負がウリの『AKB48グループ歌唱力No.1決定戦』決勝大会。
5度目の開催となる今回から、同グループからの3名1組で参戦する『ユニット戦』を初開催。
ユニット戦には14組がエントリーし、2月に行われた予選を突破した上位8組が、決勝大会に出場しました。
<ユニット戦・決勝進出ユニット>
<AKB48>
・小田えりな、川原美咲、倉野尾成美(AKB48)
・田口愛佳、鈴木くるみ、黒須遥香(AKB48)
・北澤早紀、歌田初夏、高岡薫(AKB48)
・眞鍋杏樹、李始燕、黒田楓和(NMB48)
・井澤美優、北川陽彩、最上奈那華(HKT48)
・石橋颯、川平聖、後藤陽菜乃(HKT48)
・秋吉優花、坂本愛玲菜、市村愛里(HKT48)
・清司麗菜、三村妃乃、新井りりの(NGT48)
優勝したNGT48の三村妃乃・清司麗菜・新井りりの
それぞれ課題曲と自由曲の2曲を披露した結果、個人戦優勝経験もあるNGT48の2期生・三村妃乃が、1期生・清司麗菜、3期生・新井りりのを誘い結成したユニットが初代王者に輝いた。
同ユニットは、1曲目の課題曲では『点描の唄』を歌唱し2位タイに。2曲目の自由曲『好きだ。』では、ユニゾンを前面に出し楽しく力強く歌い上げた。
終演後の取材で三村は「個人戦ではグループを背負う重さでモヤモヤしていたが、今回3人で優勝できたのですごく幸せです」と笑顔を見せていた。
首の負傷を抱えながら歌で魅了した村山彩希(AKB48)
2日目の個人戦には100人がエントリーし、ピアノ伴奏での歌唱審査で予選を突破した20人が決勝のステージに登場し、会場に集まった約1,000名の観客およびTBSチャンネル1の生放送を見ている方に向け、バンドの生演奏で歌声を披露しました。
<個人戦・決勝進出者>
池田裕楽(STU48)、村山彩希(AKB48)、浅井七海(AKB48)、李始燕(NMB48)、岡村梨央(STU48)、豊永阿紀(HKT48)、秋吉優花(HKT48)、岡田あずみ(STU48)、峯吉愛梨沙(STU48)、大盛真歩(AKB48)、加藤夕夏(NMB48)、坂本愛玲菜(HKT48)、久留島優果(STU48)、澤田奏音(SKE48)、小島愛子(STU48)、大竹ひとみ(AKB48)、水野愛理(SKE48)、田口愛佳(AKB48)、江籠裕奈(SKE48)、小田えりな(AKB48)
2度目の栄冠に輝いた池田裕楽(STU48)
個人戦決勝大会は、5名ずつ4組に分かれ1曲ずつを歌唱し、各組の上位2名計8名(浅井、秋吉、豊永、李、池田、岡村、村山、澤田)がファイナルに進みました。
審査員曰く「ファイナルに進んだ全員が優勝」というハイレベルな戦いの中、優勝は第3回女王である池田裕楽(STU48)が、2度目の栄冠に輝きました。
1曲目は『愛のカタチ』(中村つよし)、2曲目は『懐かしい未来』(上白石萌音)で、見事な歌声を披露し優勝した池田。
池田には優勝のご褒美として
・秋元康氏作詞&プロデュースのオリジナルソロ曲提供
・ANAで行くハワイ特番収録(優勝ユニット+個人戦優勝者)
・ファイナリストLIVEへの出演(ファイナル進出者8名+審査員特別賞1名)
が与えられる。
終演後に取材に応じた池田は、2度目のソロ曲の希望について聞かれると「凄く恐縮なんですけど、どんな曲とかではなく、人生に1回は秋元先生にお会いしたいです。5分でも3分でも…お願いします!」と、運営スタッフにアピール。
優勝した池田をはじめ、岡田・小島・峯吉、さらに研究生の岡村・久留島の計6人が決勝に進出したことについて「歌のSTUを広めていけたら」と、グループとしての飛躍も願っていた。
小田えりな、倉野尾成美、川原美咲
三村妃乃・清司麗菜・新井りりの(NGT48)
ユニット戦、個人戦の両方で善戦した秋吉優花
歌でも魅了した大森真歩
ファイナリストLIVEに出演できる審査員特別賞には、田口愛佳(AKB48)が選ばれ、驚きの表情を浮かべながら「ハモり頑張ります」と笑わせていました。
なお、個人戦の舞台裏ドキュメントは、2023年4月16日(日)TBSチャンネル1にて放送されます。
(取材・文・撮影:落合 宏樹)