1. 世界遺産や観光名所を1/25スケールでリアルに再現『東武ワールドスクエア』
国内外の世界遺産や観光名所を1/25スケールで再現した『東武ワールドスクエア』(栃木県・鬼怒川温泉)へ、久々に行ってきました。
約8万7500平方メートルの広大な敷地に、48の世界遺産を含む22か国102点の遺跡や建築物を、実物の25分の1のスケールでリアルに再現。2時間ほどで回れる世界一周の旅です。
『ピラミッド』『スフィンクス』(エジプト)
同園のコンセプトは「世界の遺跡と建築文化を守ろう」。建物だけでなく、配置された人形もリアルで、その街の雰囲気や地域の暮らしや文化を感じることができるのも、世界一周気分を高めます。
『サン・ピエトロ大聖堂(バチカン)』
各建物とも彫刻の再現度が半端ない
スマホの進化とSNS全盛時代を迎え、これまで以上に『撮影を楽しむ』方が増えました。
写真はイタリア・ローマの『サン・ピエトロ大聖堂(バチカン)』。ミニチュアとは思えないリアルさです。
本物のように撮影するコツは、身長7cmの人形たちと同じ目線で撮影すること。もちろん世界遺産をバックにしての自撮りもおすすめです。
『万里の長城』(中国)
また、現地では難しい、俯瞰視点で全体を眺めたり、現地では公開されてないエリアや裏側を見られるのも楽しみ方のひとつ。
『万里の長城』は壮大なスケール感と石積みのリアルさに驚きます。隠れキャラとして西遊記の一行(孫悟空や三蔵法師)がいるので探してみましょう。
『ピラミッド』や『スフィンクス』も園内のハイライトのひとつ。実物は超巨大で回るのは困難ですが、1/25なら様々な角度からぐるぐると眺められます。
アメリカの『ホワイトハウス』は、報道陣も立ち入れない玄関の様子もリアルに再現。生で見られるのはここだけ。ちなみに大統領が変わると、人形も変わります。
『アブ・シンベル大神殿』(エジプト)
滞在時間が許せば、園内に住む14万人の小さな住人たちを、細かくチェックしましょう。
ニューヨークの街にはダーティー・ハリー風の警官、ビルのショーウインドウにはマリリン・モンロー風のマネキン、コロッセオでは映画『ローマの休日』撮影風景を再現。
日本の夏祭りには寅さん風のバナナの叩き売り、東京ドームにはおすもうさんやジャビットの姿も。
1/25でも高さが約26mもある『東京スカイツリー』では、転んで書類をばらまいてるビジネスマンや、記念写真を撮る女子高生グループがいました。
同園に来るたびに思いますが、精巧なミニチュアを見ることで、現地で本物をより見たくなり、旅行意欲が沸々と湧いてきます。
世界だけでなく、日本ゾーンも大充実で、春日大社、鹿苑寺金閣、姫路城や熊本城など。焼失して再建中の沖縄・首里城も見ることができます。
そして愛犬家必見情報!2024年4月より、リードを着用した愛犬と園内を一緒におさんぽできる『WORLDog! ふれんどりー』を毎日実施。
一部の建造物の前にはリードをつなぐ器具が設置され『建造物+愛犬』だけの写真を撮ることができます(無料)。
デートにも、女子旅にも、ペット連れにも、世界一周を1日で楽しめる『東武ワールドスクエア』…おすすめです。
(取材・文・撮影:落合 宏樹)
【『東武ワールドスクエア』施設概要】
◇公式ウェブサイト:
https://www.tobuws.co.jp/
◇営業時間:9:00-16:00ほか(季節・曜日により異なるので公式サイト参照)
◇料金:大人(中学生以上)2,800円/小人(4歳以上)1,400円
◇住所:栃木県日光市鬼怒川温泉大原209-1
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◇主なアクセス:
・東武線「東武ワールドスクウェア駅」下車、徒歩1分
・日光宇都宮有料道路「今市IC」より約20分