1. 東京駅『ご当地ラーメンチャレンジ by 東京ラーメンストリート』第3弾
東京駅『ご当地ラーメンチャレンジby東京ラーメンストリート』第3弾として、佐野ラーメンを代表する1店『麺屋ようすけ』が2022年3月4日(金)より期間限定でオープンしました。
『ご当地ラーメンチャレンジby東京ラーメンストリート』
東京駅八重洲南口地下1階『東京ラーメンストリート』で開催中の『ご当地ラーメンチャレンジby東京ラーメンストリート』。
全国の有名店に行きたくても行きにくいコロナ禍で「東京の玄関口・東京駅で、全国の名店の味を気軽に」という思いから、全国のご当地ラーメンを約100日ずつ、第1弾から第7弾まで25ヵ月に渡り楽しめる期間限定プロジェクトです
。
昨年7月からの第1弾は『支那そばや』(神奈川)、第2弾は東京初出店の『天外天』(熊本)で、毎日多くの方が訪れています。
オープン初日の店舗外観
そして、第3弾としてオープンしたのが、佐野ラーメンの名店『麺屋ようすけ』(栃木)。
週末などは2時間待ちも珍しくなく、栃木県民をはじめ遠方からも足を運ぶ人が絶えない大人気店が、満を持しての東京初出店です。
『麺屋ようすけ』田邉庸介店主より今回の出店について「ここ(東京ラーメンストリート)は私にとって夢のような場所で、ラーメン店の集合施設の中で一番魅力的な施設だと思っています。今回、第3弾としてご縁を頂戴し、すぐに出店を決めました。スタッフ一同、一杯一杯心を込めてお客様にホッとしていただけるようなラーメンを提供し『麺屋ようすけ』だけでなく『佐野ラーメン』の魅力も発信していきたいと思います。毎日食べても飽きない、さっぱりとした味が特徴の佐野ラーメンを是非この機会にお楽しみください。」とのコメントをいただきました。
同店一番人気の『醤油ラーメン』
今回の取材では『醤油ラーメン』と『塩ラーメン(背脂入り)』を実食させていただくことに。2杯を完食できるよう、朝昼抜いて夕方に訪れました。
まずは『麺屋ようすけ』の代表メニューであり同店一番人気の『醤油ラーメン』(870円)をオーダー。ベーシックな佐野ラーメンとして、地元・遠方を問わず多くの方が訪れる、店主自慢の一品です。
佐野ラーメンの特徴である《つるしこ》《ムチムチ》の食感が楽しめる麺は、生地を熟成させて伸びにくいコシのあるちぢれ麺。
その麺に合わせるスープは、豚をメインに鶏、牛の動物系と昆布の王様・羅臼昆布を使用し、あっさりしつつも奥にしっかりとしたコクを感じる絶妙な味わい。
弱火で炊いた透明感のある色も、佐野ラーメンの特徴です。
コシのあるちぢれ麺には塩ラーメンも良くあう
つづいてお腹が満たされる前に『塩ラーメン(背脂入り)』(970円)もオーダー。
塩ラーメンは、リピーターのオーダーが多いと噂の人気メニューです。
コシのあるちぢれ麺に、羅臼昆布と伊吹いりこをふんだんに使用したスープが絶妙に絡み、こちらも美味しい!
一品のボリュームは普通サイズなので、醤油か塩か、どちらを選ぶか悩みどころ。初めての方は、一回目はベーシックな『醤油ラーメン』をおすすめします。
すべてのラーメンに入っているバラチャーシューは、7時間以上煮込んだトロットロで、冷蔵で管理しているため箸で切れるほど柔らか。多く食べたい方は『チャーシュー(4枚)』(270円)でトッピングを。
シンプルだからこそごまかせない、佐野ラーメンを代表する一杯『麵屋ようすけ』。
都内にいながら『麵屋ようすけ』のラーメンを味わえる貴重な機会は、6月13日(月)までの期間限定です。
(取材・文・撮影/落合 宏樹)