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[ライブレポ]乃木坂46『真夏の全国ツアー2019』神宮FINAL
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キャプテン桜井玲香の卒業セレモニーも開催された乃木坂46『真夏の全国ツアー2019』東京公演@神宮野球場。3daysの最終日の模様をレポートします。
1. "乃木坂らしさ"を形成したキャプテン桜井玲香の卒業セレモニーも開催
※掲載内容は2019年9月1日現在のものです
1. "乃木坂らしさ"を形成したキャプテン桜井玲香の卒業セレモニーも開催
7月からスタートした『乃木坂46 真夏の全国ツアー2019』が、本日2019年9月1日(日)明治神宮野球場(以下、神宮球場)にてツアーファイナルを迎えました。

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今年も乃木坂が聖地にやってきた!
2014年にスタートして以来、6年目となる『真夏の全国ツアー』そして『神宮球場』でのライブ。乃木坂46(のメンバー、ファン、運営)にとっての聖地として、様々なドラマを生んできました。
昨年は2会場を股にかけた史上初の『シンクロニシティライブ』を成功。今年は、結成から8年間、キャプテンとしてチームそしてメンバーを支え、『乃木坂らしさ』を形成してきた桜井玲香のラストステージとあって、オープニングから会場は独特な雰囲気に包まれていた。
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開演前の影アナには"公式お兄ちゃん"のバナナマン日村も参加し、会場を盛り上げ、おなじみの"overture"、そして『ガールズルール』から『裸足でSUMMER』まで夏ソング4連続で、2019のツアー最終日が幕をあけた。
MCを挟み、乃木坂の未来を輝かせる3期生・4期生による楽曲4曲を披露。48グループ、坂道シリーズに限らず、こんなに次々と魅力的な若手が加わるアイドルグループはほかにない。

グループの魅力を象徴するコーナーとなったのがユニット曲やアンダー曲のゾーン。選抜/アンダーにわけず、ライブだけのスペシャルユニットとして披露しファンを喜ばせた。

ファンを楽しませる工夫も多く、17曲目の『滑走路』では寺田蘭世(てらだ らんぜ)の「ペンライトで遊びましょ」の声かけから、次々とペンライトをカラーチェンジ。客席との一体感をつくりあげていた。

ラストスパートの『ジコチューで行こう!』では、お決まりの「だるまさんが転んだ」振り付けで与田祐希(よだ ゆうき)が、MCでの予告どおり齋藤飛鳥にキスをせがむ超キュートな場面も。指キッスでかわす飛鳥もかわいかった。

本編ラストは『Sing Out!』。会場中(おそらくライブビューイングの各映画館も)がクラップ(生中継でつながったパリでもクラップ)で一体となると、夏の終わりを告げるかのような心地よい風が吹き抜け、神宮の空には花火が打ちあがりました。
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アンコールはキャプテン・桜井玲香のラストステージを祝う卒業セレモニー。真っ白なドレスで登場した桜井は、神宮への特別な思い、乃木坂への愛を自分の言葉で語りました。
桜井は「私にとっても神宮は特別な場所」と3年前に一時休業し、神宮から復帰したことを回顧。「力んだ結果、コントロールできなくなった。私、終わったなって真っ暗になったんですけど、なんと3年越しの今日ここに立っています。メンバー、スタッフさん、ファンのみなさんが『何とかして戻れるように』って考えてくれ、めちゃくちゃ支えてくれたから今日ここに立てています」と感慨深く振り返った。

そして「私は乃木坂って一生関わっていくなと思っていて。『桜井玲香って乃木坂46のキャプテンだったんだよ。すごくない?』って言われるようになりたい」卒業後も乃木坂を背負って活動していく思いを伝え、会場中から大きな拍手と歓声を浴びました。
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その後、秋元康プロデューサーが卒業を控えた桜井のために書き下ろしたソロ曲『時々 思い出してください』を最初で最後のステージ初披露。
桜井自身「気持ちを代弁している」という歌詞を歌ううち、涙が抑えきれなくなる。秋Pの歌詞力はホントに心に染みます。

そして卒業後に発売となる最新シングル『夜明けまで強がらなくていい』を、桜井が参加してのフルメンバーでの最後のパフォーマンス。メンバーも寂しさをこらえながら、一緒のラストステージをかみしめていることがヒシヒシと伝わってきました。

会場を一旦シンミリとさせた後、「この曲大好き・・・いや足りない。みんなでもっと楽しみたい!」とし、EN2、EN3とアゲアゲで盛り上げ、ツアー最後の最後は「私の支えになった曲。これで終わりたい」(桜井)という『乃木坂の詩』で締め、「すっごい楽しかったです!ばいばーい!また会いましょう」と笑顔で会場を後にした。

その後、「れいか」コールの大合唱を受けWアンコールが発動。AKB48の公式ライバルとして結成されたスタート当時を振り返るように『会いたかったかもしれない』を披露。さらに、1人でグラウンドを徒歩で一周し、ファンの近くで直接感謝を届ける。途中では卒業生を代表し若月祐美から花束を贈られ号泣する場面も。

センターステージに戻り、メンバー全員そしてファンも巻き込み、大人数での円陣を実施。最後の最後まで一体となり「みんな、ありがとう!大好き!」と満面の笑顔でステージを後にした。
本日をもってキャプテンは桜井玲香から同じく1期生の秋元真夏にバトンタッチ。乃木坂は、この後もずっと坂道をのぼりつづけます。

8/31には『アンダーライブ2019 at 幕張メッセ』の開催も発表。選抜に限らず、グループ外での活動も多岐にわたる乃木坂46なので、今後も勢いは増すばかりだ。

(取材・文/落合 宏樹、今回の公演中写真はオフィシャル提供)
【乃木坂46 真夏の全国ツアー2019】
◇公式ホームページ:http://www.nogizaka46.com/
◇開催スケジュール:2018年7月6日(金)~9月1日(日)
名古屋、福岡、大阪、東京で8公演、計29万人を動員(チケットは全て即完売)
※最終日9/1は全国232館250スクリーンでライブビューイングを開催(約7万人動員)

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