1. 岩田剛典、主演映画で初共演した新田真剣祐は「人懐っこい弟」
岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督が、2020年1月7日(木)TOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催された、映画『名も無き世界のエンドロール』(1月29日公開)完成報告会見に出席しました。
親友役で初共演した新田と岩田
元々は観客を前にしての『完成披露上映会』の予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大状況を踏まえ、急きょ中止に。マスコミ向けの『完成報告会見』のみ実施され、会見の模様をYouTubeにて無料配信しました。
本作の主演を務める岩田は冒頭の挨拶にて「無観客とさせて頂いたことをお詫びいたします」と丁寧に頭を下げつつ「(画面を通じ)皆さんと繋がっている時間を精一杯楽しんでいきたいと思います」と笑顔で呼びかけた。
イベントは無観客&感染対策のうえで実施
映画『名も無き世界のエンドロール』は、2012年の『小説すばる新人賞』を受賞した同名小説を映画化したサスペンス・ムービー。境遇を同じくする幼なじみ3人の強い絆と想いも根底に描かれている。
2021年の抱負として掲げた『復活』の理由を聞かれた岩田は「エンタメ業界に身を置く者として、いまの状況では気が早いかもしれませんが、今年の年末には以前のように…という希望を込めて『復活』とさせていただきました」と収束とエンタメ復活への思いを語った。
『フラワーケーキ』に喜ぶ山田杏奈
イベント後半には、翌日(1月8日)に20歳の誕生日を迎える山田に向け『バースデーフラワーケーキ』をプレゼント。
作中では新田が演じるマコトが、親友のキダ(岩田)に数々のドッキリを仕掛けるシーンが多数あることから、バースデーサプライズとして実施。
思いがけない演出に山田は「前日だから何かあるのかなと期待してたんですけど、誰も何も触れてくれなくて寂しいなぁと思ったら・・・こういうことだったんですね、嬉しいです!」と大喜びだった。
笑顔で手をふる出演者たち
岩田は、本作が初共演となった新田真剣祐について「マッケン(新田)は人懐っこい弟みたいで。撮影が終わる頃には、兄弟みたいな感覚でした」と語る。
新田も「クランクインして間もなくの頃から『がんちゃん』と呼ばせて頂いています」と嬉しそうに語っていた。
岩田は最後の挨拶で「この映画はサスペンスですが、個人的には『命の重み』がテーマの作品だと思います。いま、こういう時だからこそ、ぜひ大きなスクリーンで観てください」とPRし配信されたイベントを締めくくった。
映画『名も無き世界のエンドロール』は、1月29日(金)より全国ロードショー。
©行成薫/集英社 ©映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
(取材・文・撮影/落合 宏樹)