1. 岐阜の名店が東京初出店『鰻 炭焼 ひつまぶし 美濃金/神田本店』
2022年10月22日(土)東京・末広町(東京都千代田区)に開業した、話題の炭焼きうなぎ店『鰻 炭焼 ひつまぶし 美濃金 神田本店』へ。
岐阜と言えば…の『ひつまぶし』、さらに10食限定"究極のうな丼"『美濃金 謹製 月見肝入りうな丼』を実食しました。
『鰻 炭焼 ひつまぶし 美濃金 神田本店』外観
木曽三川(長良川、木曽川、揖斐川)の清流に恵まれ、良質なうなぎを育む岐阜県にある名店『うなぎ 美濃金』。
今回、開業した『鰻 炭焼 ひつまぶし 美濃金 神田本店』は、『美濃金』の2店舗目で、もちろん東京初出店。
指定養鰻業者から厳選して仕入れた良質うなぎを、その旨味を更に引き出す秘伝のタレに漬けながら『美濃地焼き』でしっかりと焼ききります。
外はカリッ、中はフワッとした、肉厚で食べ応えのある伝統のうなぎの味を、東京にいながら味わうことができます。
お店は、東京メトロ銀座線の「末広町駅」4番出口より徒歩1分。千代田線「湯島駅」やJR「秋葉原駅」からも徒歩圏内で、デートや仕事帰りにも便利です。
(左から)『Couly Dutheil Chinon Clos de l'Echo』『百十郎 大辛口純米酒 赤面 GOLD』『長良川サイダー』
「うなぎ/ひつまぶしには日本酒かビール」というイメージがありましたが「上質なうなぎには、ワインも良くあう」とのこと。
『美濃金』ではソムリエの資格を持つ社長自ら、うなぎに合うワインをセレクト。『グラスワイン』(赤/白:各880円)に加え、ボトルワインも豊富です。
「ひつまぶしに最も合うワイン」として、この日におすすめされたのは、フランス産の『Couly Dutheil Chinon Clos de l'Echo』(8,800円)。
日本酒では『百十郎 大辛口純米酒 赤面 GOLD』(880円)、ソフトドリンクでは『長良川サイダー』(470円)を、おすすめいただきました。
『ひつまぶし(並)』率直に言うと並でも十分すぎる美味しさ
そして、いよいよ『ひつまぶし(並)』(3,950円)が卓上に。
ひつまぶしに欠かせないお出汁と薬味に加え、出し巻きたまご、吸物、香の物付き。
ご飯が見えないほど、ひつまぶしがびっしり!そして食欲をそそる、香りと焼き色。うーん、撮影してる時間が勿体ない・・・早く食べたい(笑)。
それでは、お品書きに書かれた『ひつまぶしの食べ方』を参考に。
まずはひつまぶしを4等分にして・・・
1.1/4はそのままシンプルに
→うまい!!(煉獄さん風)間違いない。うまい!
2.1/4は薬味のネギ、わさび、のりをかけ
→すりおろしたばかりの本わさびとネギ、のりが旨味を引き立てる。これはたまらん!
3.1/4は出汁を注いであられをかけ、お茶漬けで
→味がマイルドになり、サッパリと。行儀悪くても、一気に食べずにいられない。ひつまぶし好きの方はこれでしょ。
4.最後の1/4は、1-3のうち最も好きな食べ方で
→3通り、全部美味しすぎて、ガチで悩みましたが…締めはシンプル1で、ひつまぶしを堪能しました。
約4,000円は、うなぎの原価が高騰しているいま、お手頃価格。正直、並で充分な美味しさです。
ひつまぶしの量がた~~っぷりなので『ご飯大盛り』(+180円)もおすめ。給料日ごとにリピートしたくなるコスパ満足度です。
これぞ究極のうな丼『美濃金 謹製 月見肝入りうな丼』
取材2品目は、神田本店だけの目玉メニュー『美濃金 謹製 月見肝入りうな丼』(11,900円)。だし巻きたまご、小鉢、吸物、香の物付き。
ディナー限定で、1日10食の数量限定メニューです。
『うなぎを豪快に2匹使用。秘伝のうなぎのたれに漬け込んだ卵黄を、肝や鰻と合わせて食べることにより、美味しさが倍増する』とのこと。
卓上に運ばれてきて見た瞬間、誰もが笑顔になること間違いなし。金色に輝く特製どんぶりがゴージャスでバブル感満載(笑)
そして、蓋の中に全く収まりきれず、思いきりはみ出ている、見るからに質が良い高級鰻の美味しそうなこと。蓋をあけた瞬間に、特製タレの香りがぶわっと拡がりました。く~~っ。
迫力満点の鰻2匹が大きすぎて、下に隠れてるご飯が小盛りに見える。ご飯を特盛りにしないと勿体ないほどの鰻のボリューム感(※特盛りの設定はありません)。
そして何より秘伝のタレに四度漬けしながら、うなぎの旨味を閉じこめる『美濃地焼き』による高級鰻・・・うなぎ好きとして、悶絶レベルの幸福感。た・た・たまらん!
希少な鰻の肝は、まさに旨味の塊。お酒のつまみにも、ご飯のお供にも最強な至福のメニュー。一度食べたら忘れられない美味しさです。
そして、このメニューでしか味わえない、秘伝のうなぎのタレに漬け込んだ卵黄とともに味わう肝と鰻。まさに究極の鰻の食し方。うな丼にかければ、最高に贅沢なTKGの出来上がり。
鰻の美味しさに見逃しそうになりましたが、岐阜県産の美濃ハツシモ米を使用したご飯も特筆モノ。適度な甘みと程良い粘り気と食感が、うな丼と相性抜群でした。
『ひつまぶし』をワインと供に
まずはひつまぶしを4等分…と
『美濃金 謹製 月見肝入りうな丼』
しあわせを実感できる
美味しすぎて、大絶賛となった<ひつまぶし>、そして限定10食の<究極のうな丼>。次回は撮影・取材なしで、一心不乱にガツガツ食べようと心に誓った筆者でした。
外カリ中フワ、美濃のうなぎを東京で味わえる贅沢。予約をしてから出かけましょう。
(取材・文・撮影/落合 宏樹)
【『鰻 炭焼 ひつまぶし 美濃金 神田本店』店舗概要】
◇公式ウェブサイト:
https://minokin.net/
◇開業日:2022年10月18日(土)
◇営業時間:11:00-15:00(L.O.14:30)/17:00-21:00(L.O.20:30)
◇定休日:なし
◇住所:東京都千代田区外神田6-14-3
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◇アクセス:
・東京メトロ銀座線「末広町駅」4番出口より徒歩約1分
・東京メトロ千代田線「湯島駅」より徒歩5分
・JR「秋葉原駅」電気街口より徒歩7分