1. 4チームで最も輝いていたのは・・・
AKB48単独では4年ぶりとなる全国ツアー『AKB48全国ツアー~楽しいばかりがAKB!~』を開催中。2019年8月17日(土)ウェスタ埼玉で開催された昼公演(チームA)と夜公演(チームK)、20日(火)にカルッツかわさきで開催された昼公演(チームB)、夜公演(チームK)のライブレポートをお届けします。
チームA(小栗有以ほか)
ツアー初日となる8月17日(土)昼公演(チームA)と夜公演(チームK)が開催されたのは、川越駅東口にある『ウェスタ埼玉』。観客数1,700人とコンパクトで『会いにいけるアイドル』らしいコンサートライブとなりました。
オープニング公演は『チームA』。センターの小栗有以を中心に、キャプテンの岡部麟、グループ総監督の向井地美音、ビジュアルリーダーの加藤玲奈など、AKBの王道的ポジションのチーム。埼玉出身の向井地や篠崎彩奈が念願の埼玉初公演ということで、県のマスコット『コパトン』のぬいぐるみを客席に投げ入れたり、MCで触れるなど、埼玉色を前面に出していました。
チームK(矢作萌夏ほか)
夜公演は『チームK』。キャプテンでもある込山榛香が公演センターを務め、『熱血系』なKのチームカラーは現在も継続。
ダンスパフォーマンスで中心となる横山結衣が不在で、Kとしてやや迫力に欠けていたのが残念。最新シングル『サステナブル』で初センターを務める運営イチ推しの矢作萌夏の、ぽっちゃり化が進行していたのも心配だ。
チームB(向井地美音、谷口めぐ ほか)
8月20日(火)の神奈川公演の会場は、川崎市の『カルッツかわさき』。各公演の観客数は約1,900名で、2階・3階席は1階客でのパフォーマンス時に、死角が多かった。
昼公演は『チームB』。元祖神セブンでチームBを象徴する柏木由紀が健在。キャプテンは岩立沙穂、谷口めぐや福岡聖菜など、劇場公演を支えるメンバーが中心で、チームとして安定感があった。。
チーム4(山内瑞栞ほか)
ラストは、夜公演の『チーム4』。キャプテンの村山彩希は先輩・後輩からの信頼が非常に高く、STU兼任の岡田奈々も好影響で、4チームのなかで最も光っていた。
アイドル力が高い坂口渚沙と山内瑞栞のWセンターを中心に、後輩を輝かせるサポートを信条とする村山、岡田が脇を固めていて、とにかくバランスがよかった。最も『アイドルらしい』パフォーマンスをみせてくれた『チーム4』に今後も期待したい。
各公演とも、中盤で客席にメンバーが登場し、2曲限定でスマホでの撮影OKタイムとし、終演後は全員でのお見送りし、来場したファンを喜ばせていた。
写真はすべて©AKS
(取材・文/落合 宏樹)