1. 全室温泉付、大型ドーム型テントでの快適グランピング施設が山中湖に開業
富士山を望む人気リゾート・山中湖エリアに、2023年7月15日に開業した『カノア富士山中湖グランピングリゾート』へ行ってきました。
同施設のおすすめポイントは
1.富士山を臨むロケーション、東京から約80分の山中湖エリア
2.全室温泉露天風呂付きのドームテント型グランピング施設
3.山梨の食を体験するアクティビティ&グランピングBBQ
の3点です。
『プレミアムビュースイート』はダブルベッドの真正面に富士山が
Google Mapのナビに従い、山中湖西岸から車で進むこと約3分、富士山を望むロケーションのなか、真っ白なドームテントが並ぶ同施設に到着。
フロントに車を横付けしてチェックイン。荷物はチェックアウトまで借りれるアウトドアワゴンで客室まで運べるので楽々。
客室はすべてドーム型テントで、2-6名定員が3タイプ5棟、2-10名定員が2タイプ2棟。今回、私たちが宿泊したのは2-6名用の『プレミアムビュースイート』。
内装は一言でいえば「エレガント」。ダブルベッド1台、シングルベッド2台が常設(5・6名での宿泊時はベッドを追加)され、2名だと広すぎるほど。
ダブルベッドの真正面に富士山を臨む、絶好の窓配置が印象的でした。
食を楽しむ無料アクティビティ
同施設ならではの特徴の一つ『山梨の"食"を楽しむ無料アクティビティ』として、全客室の食事スペースに
◎『ピザづくり体験』
◎『燻製体験』
◎『お野菜マルシェ』
の3点が予めセットされているので、滞在中の好きなタイミングで楽しめます。
『お野菜マルシェ』は、宿泊人数に合わせた季節の野菜を無料提供。備え付けの焚き火台で野菜のホイル焼きや、夕食のBBQ、ピザの食材などご自由に。
『ピザ作り体験』は、ピザ生地を伸ばしてソースを塗り、チーズや食材をトッピグし、専用皿で焼き上げる共同作業が楽しい。食材はピザ1枚用と少なめですが、カップルには丁度良いサイズ感。
最も印象に残ったのが『燻製体験』。燻製用器材と食材(ナッツ)で、手軽に楽しめました。ベーコンやポテチも追加購入できます。
地元食材を堪能できる『グランピングBBQ』夕食メニュー
山梨の"食"を最も楽しめるのが『グランピングBBQ』付きの宿泊プラン。山梨が誇る、山・川のご当地新鮮食材を、備え付けのBBQガスグリルで味わえます。
なお、火器類の持ち込みは禁止で、食材持ち込みプランの場合は『BBQガスグリル』を4,000円で利用可能。ガスグリルは、室内・室外どちらにも移動できます。
夕食の食材は16:00-18:00の30分間隔の希望時間、朝食は8:00頃から順次、スタッフさんが客室まで届けてくれます。
この日の『グランピングBBQ』夕食メニューは
◎甲州ワインビーフリブロースステーキ
◎甲州富士策桜ポークトマホーク
◎富士ヶ三嶺豚の粗挽きフランク
◎小鯛のアクアパッツア
◎三元豚のベーコンキッシュ
◎キャロットラペ
◎野菜のゼリー寄せ
◎生ハムのマリネ
◎チーズ、サラミ、クラッカー
◎ブドウ、焼きマシュマロ
ご当地ならではの食材が多用され、これぞグランピングBBQの醍醐味。ボリュームも充分で大満足です。
なお冷蔵庫内に用意されたドリンク(2名で宿泊の場合、お酒4本とお水2本)が無料なのも、嬉しいポイントでした。
客室温泉露天風呂を完備
そして同施設最大のウリは、全タイプに完備した客室温泉露天風呂。しかも日本最高級の高アルカリ性温泉『山中湖平野温泉』という贅沢さです。
pH10.2という国内でも有数のアルカリ性を有しながら、肌触りの良い非常に珍しい泉質の温泉が、滞在中好きなだけ入り放題。
富士の裾野のおいしい空気のなか、浴槽に浸かり頭上を見上げると、満天の星空が広がります。
浴槽エリアはオープンエアながら稼働式の屋根があり、雨天や雷の時は閉じることも。湯量豊富なシャワールームを隣接し、アウトドアでありながら超快適な入浴タイム。
アウトドアワゴンで荷物を運ぼう
富士山を望むロケーション
専用焚き火台でアウトドア感全開
BBQプランの朝食メニュー
夜のドームテント内観
手軽に『燻製体験』
BBQプランがおすすめ
手持ち花火は共有スペースで可能
プライベートエリア内に、専用の焚き火台があり、備え付けの薪と着火剤で焚き火を楽しめます。
花火は施設中央に共有のファイアーピットを囲むスペースがあり、そこで手持ち花火を楽しめました(打ち上げや噴射式は不可)。
宿泊前後の立ち寄りは、東名高速経由なら御殿場プレミアムアウトレット、中央自動車道経由なら富士急ハイランドへ。
この夏開業した全室温泉付きの『カノア富士山中湖グランピングリゾート』、お泊まりドライブデートにおすすめです。
(取材・文・撮影:落合 宏樹)