1. 熟成黒毛和牛と特製ポン酢タレが絶品のカフェ感覚しゃぶしゃぶ3号店
2022年5月に開業し、熟成黒毛和牛と特製ポン酢タレで人気の『ひとりしゃぶしゃぶ七代目松五郎/新宿東宝ビル店』(東京・新宿)へ。
多数の著名人が足繁く通う、すき焼き店『厨 七代目松五郎』の姉妹店として、2020年6月東京・赤坂にオープンした『ひとりしゃぶしゃぶ 七代目松五郎』の3店舗目であり、2021年11月にオープンした宮益坂上店(東京・渋谷)に続く新業態店2店舗目です。
カフェのように入りやすい開放的な外観
新業態店のコンセプトは「しゃぶしゃぶのカジュライズ」。まるでカフェのような明るく開放的で洗練されたお店で、一人でもデートでも気軽に立ち寄れる雰囲気です。
お野菜・お肉・ごはんや〆ラーメンなど、サイズも組みわせもオーダーは自由自在。野菜だけ、肉だけでもオーケーです。
カウンター(全席が横並びのカウンタースタイル)に着席すると、目の前にはメニューとオーダーシートが。
オーダーシートのVege/野菜(S・M・L)、Meat/お肉(各種S・M・L)、Rice or Noodle(ご飯・麺・春雨)に、それぞれ〇をつけてスタッフに渡します。
『熟成黒毛和牛堪能セット』
「選べすぎると迷う!」という方には『セットメニュー』を3種類用意。「他店ならお値段数倍」(スタッフさん)という『熟成黒毛和牛』(ネック/ロース/上ロース)をベースに悩んでいたところ、『熟成黒毛和牛堪能セット』なら裏メニュー『熟成黒毛和牛特上ロース』が味わえ、単品ではオーダーできないとのこと。
それならば…ということで、まずは『熟成黒毛和牛堪能セット』をオーダー。セットの場合はオーダーシートのmemo部分に記入し、スタッフさんに渡します。
『熟成黒毛和牛堪能セット』(3,278円)
お野菜(S)+熟成黒毛和牛3種(特上ロース/ネック/ロース:各40g)+ご飯・麺・春雨(いずれか)
際立つ旨味の『熟成黒毛和牛特上ロース』、もう最高!
全てのお肉は、オーダーが入ってからスライスされるので、鮮度抜群。野菜・肉・ご飯に、店舗自慢の『特製ポン酢だれ』『ゴマだれ』がワントレイで運ばれてきました。
目玉の『熟成黒毛和牛特上ロース』は、見た目だけで間違いなく美味しいのがわかる圧倒的な高級感。口に入れた瞬間、噛まずに溶ける極上・至福の絶品しゃぶしゃぶで、40g(2枚)をこの価格で食べられること自体が奇跡の、まさに裏メニュー。
"特上"と食べ比べるとさすがに不利ですが、希少部位の『ネック』も、柔らかな『ロース』も、単品でオーダーしていたら間違いなく大満足なレベルで「めちゃくちゃ美味い!!!」
(左)『熟成黒毛和牛 上ロース』(S)
(右)『山西牧場 肩ロース』(S)
つづいて、看板メニューの『熟成黒毛和牛 上ロース』(S:50g/1,408円)と、茨城県産のブランド豚『山西牧場 肩ロース』(S:50g/396円)を追加でオーダー。
A4・A5ランクの上ロースは、まさに黒毛和牛という肉の旨味を存分に味わえる贅沢さで、山西牧場の肩ロースは「飲める脂」のキャッチフレーズどおりコクが最高でゴマだれとの相性も最強でした。
人気の『麺』(275円)と『水わらびもち』(418円)もオーダーし、完食したところで今回の取材は終了。
今回は取材なので、なるべく多くのお肉を食べ比べしましたが、S(50g)よりもM(120g)やL(180g)のほうが割安なので、自分好みでオーダーを組み合わせるほうが満足度が高そう。
次回は野菜S+熟成黒毛和牛ネックL+麺(計2,838円)にしよう・・・などと考えながらお店を出ました。リピーター率が高い秘密はこれですね。
全席横並び、ひとりひと鍋
メニューとオーダーシートでわかりやすい
旨味が染み込み超おいしい『麺』
甘すぎず美味しい『水わらびもち』
"全席横並び"のレイアウト と“ひとりひと鍋”スタイルも、コロナ禍に適応。
『ひとりしゃぶしゃぶ』ですが、カップルや友人など2人での来店者が多いので、デート利用にもばっちり。
新宿東宝ビル1階ということで『映画の半券提示で1ドリンクサービス』の掲示も。確認したところ何とソフトドリンク(495-605円)に限らず、カクテル(660円)やグラスワイン(660円)、プレミアムハイボール(990円)など全ドリンクがOKという大盤振る舞い。
ふたりで映画を見て1Fのしゃぶしゃぶへ・・・新宿カジュアルデートの定番になる良店を発見しました。おすすめ!
(取材・文・撮影/落合 宏樹)